食品には賞味期限や消費期限が必ずと言っていいほど記載されています。しかし、アイスクリームには賞味期限が表示されていません。
アイスクリームは、-18度以下での冷凍保存の状態では微生物は増殖せず、品質劣化もほぼない食品なので賞味期限は設定しなくていいのです。(-18度以下で冷凍保存できれば半永久的に同じ状態を保ち続けることが出来る)
厚生労働省は「食品衛生法」という法律で、「アイスクリームは賞味期限の表示を省略してもよい」と定め、更に、農林水産省の商品の品質表示を管理している「JAS法」においても、「食品衛生法」にならって、アイスクリームは、賞味期限の記載を義務付けていません。
ただ、家庭の冷凍庫は、扉の開閉による温度変化が大きいため、やはり品質劣化はなかなか避けれません。