フランス料理でよく食べられるエスカルゴは日本のカタツムリとは違う種類で、むしろ貝の一種のようなものです。日本のカタツムリの味はどうか気になりますが、誰も料理していないところを見ると、たぶん日本人の口には合わないのでしょう。
しかし、石器時代の古代遺跡から出土した糞石からカタツムリの殻が出てきたことにより、古代の人たちは食べていたことがわかりました。
昆虫の甲殻や魚の骨なども出てくるため、おそらく当時は、殻ごと、骨ごとまるまる食べていたと思われます。それが現代のエスカルゴほど美味しいものだったかどうか、昔の人に聞いてみなくては解からないでしょう。