コンビニで雑誌が窓際に置かれる理由

雑誌が窓際に置かれている理由は、立ち読みの人がいて「店内が賑わっているように見えるから」とか、「深夜ではそれが防犯対策にもなる」といったことがよく言われますが、主には雑誌をアピールし、販売額を上げるためです。

セブンイレブンが最初にできた当時、雑誌が売れると思い、品揃えをしましたが、なかなか思うように売れず、雑誌を置かせてもらえる基準まで販売額を伸ばすことが課題となっていました。

そこで、専用の陳列棚で窓側にレイアウトしたり、さらに最新号が入荷していることを窓側にサンプル陳列したり、特別号を予約販売するなどお客さまに様々にアピールする工夫をしました。

その結果、雑誌の商品点数は最初は100点弱からスタートが、最高時では500点を超えるほど扱い点数が増え、売場が広がるとともに販売額も増えていきました。