健康食品でよく名前を見かけるコラーゲンは、たんぱく質の一種。
たんぱく質は分解されてから吸収され、それから必要に応じて再合成されるため、コラーゲンを摂取しても直接体内のコラーゲンが増えるわけではありません。
栄養素としてのたんぱく質の質は数値化することができ、肉や卵、牛乳などはその多くが100(理想的)だが、コラーゲン単独の場合は0。食品としてみた場合に限れば、コラーゲンは最も質の悪いたんぱく質と言ってもいいのです。
コラーゲンは体を構成する物質としては極めて重要だが、その原料はコラーゲンでなくても構いません。
それに意識しなくても、肉や魚を普通に食べていれば、十分なコラーゲンを摂取することができます。