なぜ昆虫は死ぬとあお向けになる?

セミ、テントウムシなど、昆虫の死骸はほとんど決まってあお向けの格好をしていますが、その理由として、あお向けの格好は本当の休息の姿だからです。

昆虫は死ぬと、その筋肉は化学変化を起こして収縮してしまいます。そのため、足は内側に折り曲げられて体の重さを支えられなくなり、コロリとひっくり返ってしまうわけです。